劇団青年座第253回公演『同盟通信』

『同盟通信』(2024) 撮影:坂本正郁

舞台説明会

触れる模型
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事業概要
1936年1月、日本新聞聯合社(聯合)を母体に発足した同盟通信社は、6月に日本電報通信社(電通)通信部を合併して、イギリスのロイター通信、アメリカのAP通信、フランスのAFP通信に対抗する大日本帝国の通信社として誕生した。そして、同盟通信記者の大岡、黒田、谷川は、情報部に新設した「海外情報分析室」に配属される。その任務は、連合軍側の外電やラジオを傍受して必要な情報を分析し、陸軍と外務省に情報提供することだった――。客観的事実の「報道」か、国策のための「宣伝」か… 時代に翻弄された通信記者の葛藤を描く。
スタッフ:
作=古川健 演出=黒岩亮
美術=阿部一郎 照明=中川隆一
音響=城戸智行 衣裳=三大寺志保美
舞台監督=尾花真
製作=紫雲幸一、田中由梨
出演者:
大岡明雄=石母田史朗
黒田宗篤=高松潤
谷川治郎=小豆畑雅一
原新一郎=松川真也
金子芳子=松平春香 野口規=尾島春香
松本重治=山賀教弘 加藤萬寿男=平尾仁
井上貴志=大橋和史 前田公伸=石井淳
佐藤と名乗る男=鹿野宗健
- 実施時期
- 2025年4月18日(金)~4月22日(火)
- 実施場所
- 恵比寿・エコー劇場(東京都渋谷区)
- 鑑賞サポート内容
- 音声ガイド、字幕タブレット、介助者1名無料、台本事前貸出、受付での筆談対応、車椅子対応、舞台説明会、触れる舞台模型
- 鑑賞サポート日時
- 音声ガイド 2025年4月19日(土)、20日(日)
字幕タブレット 2025年4月20日(日)
舞台説明会、触れる舞台模型 2025年4月19日(土)、20(日)
プロフィール
【劇団青年座】
劇団俳優座に在籍していた10名の若手俳優たちが日本の現実を反映させた創作劇の上演を強く願い、1954年劇団青年座を創立した。現在、劇団員と研究生をあわせ約200名が所属する。創作劇の他にも海外現代戯曲、過去の秀作等、幅広いレパートリーを有するが、創立時から変わらぬ基本理念である日本の創作劇上演を柱にした公演活動によって、日本演劇の民主的発展に寄与し、日本文化の更なる向上に資する芸術創造団体を目指している。