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ラダック 遊牧民の視展

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクト
助成区分
芸術文化魅力創出助成
助成タイプ
単年

2024年度 第2期 芸術文化魅力創出助成

事業概要

インド最北部にあるラダックは標高3300mを超えるヒマラヤ(=サンスクリット語で「雪の棲家」を意味する)山脈に位置し、雪解け水を基盤とした自給自足の暮らしが長く続いていた。標高4000m〜5000mには、ヤクやパシュミナの放牧する遊牧民たちが暮らしている。ラダック遊牧民は、ヒマラヤ山脈の根雪の後退など、気候変動の多大な影響を受け、これまでの暮らしを変えざるを得なくなっている。その現状にアートを媒介にしてフォーカスを当てることが本事業の目的である。ラダック人アーティストの絵画、壁画の公開制作、日本人アーティスト淺井裕介がラダックの土を用い制作した作品の展示、映像上映を行い、現地で起きていることを伝え、思いを深める展覧会を開催した。地球温暖化により、遊牧民に起きていることが対岸の火事ではなく、その原因の一端が日本で暮らす私たちにもあることを自覚し、地球全体の問題として日本での暮らしを顧みる機会を作り出す。ラダックから招聘したアーティストは、Chemat Dorjey、Tsering Youdol、Jamyang Namgailの3名。

実施時期
2025年4月11日(金)-28日(月)
実施場所
ツォモリリ文庫(東京都調布市)

プロフィール

【特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクト】
特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクトは、2010年よりビハール州、マハラシュトラ州、そしてこのラダックにおいて国際的芸術祭やカンファレンスを開催してきている。その目的は、アートを媒介に、その地の人々の在り方、その地の抱えている問題などを、国際的に活躍する日本のアーティストの目線を通して広く外の世界に伝え、その土地の持つポテンシャルや素晴らしさをその土地で暮らす人に伝えることである。