サンプル「シフト」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- サンプル
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

『地下室』(2013年)
撮影:青木 司
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事業概要
資本主義と民俗信仰の間で、占い、心理学、健康の分野にすら複数の“神”を見出す日本人の雑食性を風刺した2007年の秀作『シフト』の再演を行う。この作品はサンプル旗揚げで発表後、フランス・マルセイユの「actOral.6」でも上演された。舞台美術、照明をはじめとする現在のクリエイター集団でリメイクする点にも注目である。 <あらすじ> 巨大スーパーの進出による過疎化が進む村に都会から婿養子にきた男性。若くて美しい妻との新婚生活を期待するも親族からある行為を強要される。彼らは“神”の出現を望んでいた… 作・演出:松井周 出演:古屋隆太、奥田洋平(以上サンプル・青年団)、野津あおい(サンプル)、兵藤公美(青年団) 黒宮万理(少年王者舘)、武谷公雄、市原佐都子(Q)
- 実施時期
- 2014年3月14日(金)〜23日(日)
- 実施場所
- 東京芸術劇場 シアターイースト(東京都豊島区)
プロフィール
【サンプル】
松井周(劇作家・演出家・俳優)の主宰する劇団。
青年団若手自主企画公演を経て、2007年に劇団として旗揚げ。松井周が描く猥雑かつ神秘的な世界の断片を、俳優とスタッフが継ぎ目なく奇妙にドライブさせていく作風は、世代を超えて広く支持を得ている。『自慢の息子』(2010年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。作品が翻訳される機会も増え、『自慢の息子』は2013年にオハイオノーザン大学で現地スタッフ・キャストによって上演された。