劇団山の手事情社 若手公演「にごりえ」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 有限会社アップタウンプロダクション(劇団山の手事情社)
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

「drill」(2009年)

「ドン・ジュアン」(2014年)
撮影:平松俊之(ヒラマツ トシユキ)
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事業概要
樋口一葉原作の「にごりえ」を主軸に、一葉の他の作品も織り込む形で、コラージュ的に舞台化する。当劇団独自の演技様式《四畳半》も活用する。本公演では、ベテランを補佐する役につくことの多い、当劇団の若手メンバーで、新作を創作する。 一葉のテキストだけでなく、彼女の作品から連想、触発されるダンスシーンや、ショートシーンなども挿入し、全体として、一葉世界の総合的なイメージを舞台上にあぶり出したい。構成・演出:安田雅弘、出演:植田麻里絵、三井穂高、越谷真美、安部みはる、小栗永里子、谷 洋介、石原石子、辻川ちかよほか
- 実施時期
- 2014年7月14日(月)~20日(日)
- 実施場所
- d-倉庫(東京都荒川区)
プロフィール
【劇団山の手事情社】
日本の現代演劇を代表する舞台芸術集団。
1984 年、早稲田大学の学生を中心に結成。
主宰は演出家の安田雅弘。
結成以来、一貫して実験的な舞台を通して現代演劇の姿を模索している。
東京都大田区に専用稽古場を兼ねた劇団本部がある。「演劇とは劇場体験にほかならない。劇場体験とは、演出家および劇作家の持つ文学的なイメージを生理的に体感することである。その体験のために演劇のすべての要素(俳優・美術・照明・音楽・衣裳)は奉仕すべきである」という理念に基づいて活動を続けている。