版画スタジオレジデンスプログラム
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 国際木版画会議国際委員会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要
水性木版画の普及啓発の社会的装置として機能したアーティスト・イン・レジデンス(AIR)や独立系の版画スタジオの対話を行う。 ■版画工房とレジデンスの対話について ①版画スタジオ/AIR担当者会議 海外での版画制作の場を提供しているAIRや版工房の運営・企画担当者が集まり、今後の相互交流プログラムについて対話を行う。 ②オープンフォーラム「世界の版画スタジオ/AIR」 担当者会議に参加した各国のスタジオ・AIRの関係者によるプレゼンテーションと交流。 ③版画スタジオ/AIRからの版画作品展、カタログショーケース 「Inter-nation&Interpretation」 異なる環境(スタジオやAIR)の体験を通して、新たなインスピレーションによる表現の拡大と、技術の修練にから生まれる表見(読替え作品)の展覧会。 水性版画に関する様々なカタログを展示紹介。 ④ペーパーメーカーとプリントメーカーの対話/紙の展示販売。 水性版画にとって、その表現の支持体である適切な版画用紙(和紙)の選択は、版画アーティストにとって重要な課題である。様々な版画紙の展示を体感すると同時に、アーティストと紙の作り手の対話を行う。
- 実施時期
- 2014年9月10日(水)~14日(日)
- 実施場所
- アーツ千代田3331(東京都千代田区)
プロフィール
【国際木版画会議国際委員会】
1997年から海外のアーティスト向けに水性木版画の研修事業(AIR事業・長沢アートパーク)は行われ、30ヵ国、136名の研修修了者を輩出した。長沢アートパークで水性木版画技法を習得した海外の美術大学の専門家を中心として、国際木版画会議国際委員会(IMC国際委員会)が組織される。
2011年6月に第1回国際木版画会議を開催。水性木版画の海外普及啓発に取組む組織として、各国の専門家をネットワークし技法・道具・材料に対する知見の向上を図ることを目標としている。