女体シェイクスピア007『完熟リチャード三世』
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 柿喰う客
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成26年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

『暴走ジュリエット』(2014年) 撮影:引地信彦

『迷走クレオパトラ』(2014年) 撮影:引地信彦
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事業概要
シェイクスピア作品における「女性」の扱い、また「女優」という表現者の可能性についてさらに模索していく、女優のみによるシェイクスピア上演企画「女体シェイクスピア」シリーズ。第7弾として様々なアレンジで上演されている『リチャード三世』に演出家・中屋敷法仁が新たな演出方法で挑む。主軸となるリチャード三世はもちろん、リチャードを取り巻く女性に焦点を当て、シェイクスピア作品の普遍性と現代への問題提起を、スタイリッシュな演出で表現する。
- 実施時期
- 2015年2月5日(木)~17日(水)
- 実施場所
- 吉祥寺シアター(東京都武蔵野市)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【中屋敷法仁】
高校在学中に発表した『贋作マクベス』にて、第49回全国高等学校演劇大会・最優秀創作脚本賞を受賞。2006年「柿喰う客」を劇団化し、以降、全ての作品の演出を手掛ける。オリジナル作品に加え、キャラメルボックスとのコラボレーション作品の演出や、日韓国際共同制作、こどもと観る演劇プロジェクト、オリジナルミュージカル、シェイクスピアの改作シリーズ“女体シェイクスピア”の創作など、その活動の幅は広がり続けている。
2012年にはパルコ・プロデュースに若干28歳で大抜擢され、柿喰う客『無差別』では第57回岸田國士戯曲賞最終候補作にノミネートされる。