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藤本昭子地歌ライブ第75回記念公演「四季の地歌箏曲~秋~なきひとをしのぶ」

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
藤本 昭子
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年個人

平成27年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要

地歌箏曲は17世紀の江戸時代に京阪の地で盲人演奏家・作曲家であった検校、勾当などによって創作され、今日まで数百曲が継承されている。今回第75回を迎える「地歌ライブ」は、現代における地歌箏曲の継承とその古典演奏の新たな可能性を追求する場として2001年6月に開始し、人間国宝から若い世代まで幅広い三弦、箏、尺八、胡弓助演者とのトークを交えた演奏によって古典地歌箏曲の真価とその奥深い魅力を紹介してきた。戦後70年目の終戦記念日に開催する今回の記念公演は、地歌箏曲のレパートリーの中から、死者を悼む追善曲として今日まで伝承されてきた4曲を選び、三弦・箏・尺八の三曲合奏形式で3曲、三弦独奏で1曲を演奏する。これらの曲に込められた日本人が古来大切にしてきた「なきひとをしのぶ」思いを、先の戦争で亡くなったすべての人々に捧げたいと思う。

実施時期
2015年8月15日(土)
実施場所
よみうり大手町ホール(東京都千代田区)

プロフィール

九州系地歌箏曲演奏家。幼少より祖母阿部桂子、母藤井久仁江(人間国宝)に箏・三弦の手ほどきを受け4歳で初舞台。1995年よりリサイタル、2001年より「地歌ライブ」、08年より全英語解説による「地歌 Jiuta」公演を連続開催中。欧米で多くの公演を開催。これまで日本伝統文化振興財団賞、文化庁芸術祭新人賞、伝統文化ポーラ賞奨励賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。生田流協会理事、(公社)日本三曲協会参与。正派音楽院講師。箏曲女流協会会員。銀明会副会長。