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”手話”で楽しむ能狂言鑑賞会

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
公益財団法人 十四世六平太記念財団
助成区分
芸術文化による社会支援助成
助成タイプ
単年

平成28年度 芸術文化による社会支援助成 第1期

事業概要

障がいのために接する機会が限られている方々に舞台芸術を提供することは劇場の大事な役割である。この企画は、喜多能楽堂に女優黒柳徹子さんが設立された社会福祉法人トット基金が運営し、手話狂言で国内外に高い評価を得ている日本ろう者劇団を迎え、代表的レパートリーから「附子」を上演するとともに、同劇団の手話による同時通訳によって喜多流の能「黒塚」を上演する。また音響メーカーのパイオニアの提供による体感音響システムを導入し、手話と合わせて聴覚障がい者への能楽鑑賞の可能性を検証しつつ、聞こえる人も聞こえない人も一緒になって楽しんでいただくことを目指す鑑賞会。間狂言のスリリングな場面も演者が手話を交えて演じるという能楽界初の意欲的な試み。 1・解説(手話通訳付) 2・手話狂言「附子」   出演:數見陽子、井崎哲也、砂田アトム      三宅狂言会(声の出演) 3・能「黒塚」(手話通訳付)   出演:内田成信、長島茂、安田登、三宅近成ほか

実施時期
2016年10月21日(金)
実施場所
十四世喜多六平太記念能楽堂(喜多能楽堂)(東京都目黒区)

プロフィール

【公益財団法人十四世六平太記念財団】
近代能楽の名人として名高い能楽シテ方喜多流十四世宗家・喜多六平太の功績を長く後世に伝え、能楽の興隆と伝承を目的として、喜多流の本拠地、喜多能楽堂を拠点に活動を続ける公益財団法人。能楽公演をはじめ、こどもたちや若い世代、また外国人のために、能楽の世界に親しんでいただくためのさまざまな普及活動にも取り組んでいる。