障害の先にあるパフォーマンスが社会にもたらすもの
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- スロームーブメント実行委員会
- 助成区分
- 芸術文化による社会支援助成
- 助成タイプ
- 単年
平成27年度 芸術文化による社会支援助成(二次募集)



事業概要
2012年ロンドン・パラリンピック競技大会開会式の共同ディレクターを務めた、英国グレイアイ・シアター・カンパニー芸術監督のジェニー・シーレイ氏を招聘し、障害のある人とない人の出会いと協働創作の場づくりに取り組むスローレーベル・ディレクター栗栖良依と競技用義足(パラリンピック用)の研究開発で著名なロボット工学者、遠藤謙とのシンポジウムを開催します。 文化や科学技術の力を応用し、障害の有無を越えてあらゆる人々がスポーツやアートに親しめる環境作りについて意識が高まる中、ロンドン五輪およびアンリミテッドがもたらした成果などを共有しながら、2020年に向けて、今日本がやるべきことを考えます。 登壇者:ジェニー・シーレイ、栗栖良依(SLOW LABEL ディレクター)、遠藤謙(ソニーコンピューターサイエンス研究所研究員/Xiborg代表取締役)、小倉和夫(日本財団パラリンピックサポートセンター 理事長) パネルディスカッション モデレーター:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所 研究理事)
- 実施時期
- 2016年1月18日(月)
- 実施場所
- 日本科学未来館(東京都江東区)
プロフィール
【ジェニー・シーレイ】
演出家。障害のあるプロの俳優やスタッフによる英国の劇団、グレイアイ・シアター・カンパニーの芸術監督を1997年から務め、手話と音声描写を効果的に取り入れた革新的な作品を創作、英国やヨーロッパで高い評価を得ている。英国の舞台芸術セクターのアクセシビリティ向上に大きく寄与し、2009年、大英帝国勲章MBEを受勲。2012年のロンドン・オリンピック・パラリンピック競技大会関連文化プログラムのひとつである「Unlimited」アーティスティック・アドバイザー、ロンドン・パラリンピック競技大会開会式の共同ディレクターを務めた。