全天周映像上映会「After Cherenkov」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 飯田 将茂
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年個人
平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期



事業概要
全天に広がるアート映像作品の上映会を東京23区最大のプラネタリウムで行う。上映作品《AFTER CHERENKOV》は福島第一原子力発電所の事故とその後の状況から垣間見た生命観の揺らぎをテーマに、映像作家とダンサーとが共同で制作する全天周ダンス映像作品である。放射線という目に見えない不穏な領域を前に、研ぎ澄まされていく身体感覚のリアリティを、肉体を持たない映像身体によってドーム空間の暗闇に描き出す。 監督・映像・編集:飯田将茂 振付:黒田なつ子 出演:奥野美和、水島晃太郎、村瀬瑠美、菅彩美、樋浦瞳 音楽:林文彦 衣装・ボディペイントデザイン:田村香織 ボディペイント・ヘアメイク:maity
- 実施時期
- 2016年9月17日(土)
- 実施場所
- ギャラクシティ まるちたいけんドーム(東京都足立区)
プロフィール
【飯田 将茂】
1985年生まれ。映像作家。2010年筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻修了。2011年より全天周映像作品の制作に取り組み、プラネタリウムなどのドーム空間で自主上映会を行う。2015年、科学技術館(東京都千代田区)で秘密をテーマにした上映会「トップシークレット」を開催。このとき発表したダンサーとの共作『Fermentation』は、Fulldome Festival2015(ドイツ、イエナ)で特別賞“ AWARD for Use of Innovative Production Technologies” を受賞。同年開催のImmersive Film Festival (ポルトガル、エスピーニョ)では、 最高賞にあたる “Best of IFF’ 15” を受賞した。