調教都市
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 小寺創太
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和3(2021)年度 第1回 スタートアップ助成

『調教都市』(2022)制作協力=吉野俊太郎、撮影:松尾宇人

『tyokyo in tokyo 新宿1』(2022)撮影=藤江龍之介

『tyokyo in tokyo 大森』(2022)撮影=藤江龍之介
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事業概要
「排除アート」とは路上生活者が滞在できないよう、寝転がりづらい凹凸や斜面を意図的に作った、一見パブリックアートや洒落たデザインにカモフラージュされた構造物である。その排除アートとSMをモチーフとして扱い、排除アートの悪意を身体を用いて露わにするとともに、その悪意を批判する作家自身のヒロイックな偽善性を戯画化することを目的とした。会場一階では吉野俊太郎が制作した排除アートを模した台座の上でボンテージ姿の小寺が会場時間中常に横たわる。二階では実際の排除アートの上で同様の衣装で寝転がる写真作品(撮影=藤江龍之介)とマゾヒズムに関わる引用文を展示した。また会場の隅々にはダミーの監視カメラを設置した。
- 実施時期
- 2022年3月5日(土)―4月3日(日)
- 実施場所
- Token Art Center(東京都墨田区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【小寺創太】
1996年生まれ。
2021年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
主な展示に「Agoraphobia」(隅田地区, 2021)、「TOMO年越美術館 2021-2022 いる派 presents 身体アンデパンダン24時」(TOMO都市美術館, 2021)、「野山のなげき」(Room_412, 2022)、「調教都市」(Token Art Center, 2022)、「ストーンテープ〜見たら呪われる展示〜」(PARA, 2022)、「界面体」(CON_, 2022)など。