喜多流能楽『皇帝』『枕慈童』ニューヨーク公演
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 公益財団法人十四世六平太記念財団
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和4(2022)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
この事業は、コロナ禍により大きな困難を経験した人々に、そしてコロナ禍を乗り越える人々を応援し祝福する意味を込め、不老不死、疫病退散、生への謳歌等のテーマを内在する日本の優れた伝統芸能である能2作品を、未曾有の被害を受けた米国ニューヨークで上演。不老不死、疫病退散等のテーマが、洋の東西、時代を問わず人々の根源的で普遍的な問題であったと体感する機会と、それを舞台芸術として表現、鑑賞できる日常の大切さを再認識する機会を提供した。コロナ禍における舞台公演を新しい切り口から開催することで、在米メディアや観客の高い関心を集めることができ、日本の伝統芸能をよく知らなかった観客にも、優れた舞台公演に触れていただき、その魅力を紹介する機会を設けることができた。さらに能に関するワークショップやレクチャーなどを合わせて実施し、米国在住のアーティストたちが影響を受け、今後自身の作品に日本の舞台芸術の要素を取り入れたり、日本人アーティストとコラボレーションの機会を持ったりすることを期待している。
- 実施時期
- 2022年12月1日(木)-3日(土)
- 実施場所
- ジャパン・ソサエティー(ニューヨーク/米国)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【公益財団法人十四世六平太記念財団】
近代能楽の名人として名高い能楽シテ方喜多流十四世宗家喜多六平太の功績を永く伝えるとともに、流儀の拠点である喜多能楽堂を維持管理し、能楽公演をはじめ初心者や若年層、また外国人等に向けての体験事業を通して能楽喜多流の技芸を広く内外に普及、伝承させることを目的に活動を続けている団体。