三人之会第二回公演『逃亡』―書×映像×演劇―
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 三人之会
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年
令和5(2023)年度 第1回 スタートアップ助成



事業概要
高行健『逃亡』は天安門事件に取材した作品だが、時事的なドキュメンタリー作品ではなく、閉鎖的な空間における人間性を描いた同時代的なー平成以降に生まれた世代にとってー作品であると解釈し、映像・書といった他領域の芸術表現を駆使して演出を行った。 プログラム/高行健『逃亡』 アフタートーク/ 「三人之会と『逃亡』」 (21日マチネ、奥田知叡、EMMA(旧・豊永純子、演出家・東京藝術大学先端芸術表現科 非常勤講師)) 「『逃亡』の舞台美術―文学を書くこと」 (21日ソワレ、今子青佳、斎藤明仁) 「中国演劇と高行健を日本から考える」 (22日マチネ、奥田知叡、高橋宏幸(演劇批評家・桐朋学園藝術短期大学演劇専攻 准教授)) 「中国演劇と『逃亡』」 (22日ソワレ、奥田知叡、瀬戸宏(中国演劇研究家・摂南大学名誉教授)) 出演者/滝本圭、竹田茂生、新上貴美(演劇集団円) スタッフ/作:高行健、翻訳:瀬戸宏、演出:奥田知叡、美術:今子青佳、映像:田詩陽
- 実施時期
- 2023年10月21日(土)-22日(日)
- 実施場所
- SCOOL(東京都三鷹市)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【三人之会】
演出家・奥田知叡が、一年につき二人、死ぬまでに一度仕事をしたいアーティストとユニットを組み、既存戯曲を上演する。対象は俳優にとどまらず、演出家・翻訳家・ドラマトゥルク・映像作家・美術家・制作など奥田知叡が人生で知遇を得た全ての人間である。演劇は一人ではできず、二人では心もとなく、三人いてやっと関係性ができるという奥田の定義の元、俳優を含めた様々な職種の人間との協働作業を通して、演劇作品を作ることを目的としている。