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わが父、耳なしの琵琶奏者

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

令和5(2023)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成

事業概要

シンガポールの劇作家・演出家のチョン・ツェシエン氏を招聘し、小泉八雲の怪談「耳なし芳一の話」の舞台を現代に置き換えた翻案劇を上演した。零落した元・天才琵琶奏者・芳一の芸術への執着と狂気が平家の武将の怨念や不穏な世界情勢と共鳴し、破滅的な結末を導いた。 平家の武将には能役者の清水寛二氏、生の琵琶演奏には薩摩琵琶の荒井靖水氏を迎え、現代演劇でありながら、人形・能・琵琶という日本の伝統芸能が融合した舞台となった。 演目:『わが父、耳なしの琵琶奏者』 出演:両川船遊、結城孫三郎、結城育子、湯本アキ、小貫泰明、大浦恵実、安藤光 客演:清水寛二(能役者)、荒井靖水(琵琶奏者) 原作:小泉八雲「耳なし芳一の話」 翻案・演出:チョン・ツェシエン 訳:佐和田敬司 ドラマトゥルク:ボイド眞理子 人形美術・衣裳:マックス・タン 舞台美術:久保田悠人 照明:横原由祐 音響:島猛 映像:濵島将裕 通訳・演出助手:原啓太 舞台監督:青木規雄

実施時期
2023年12月10日(土)-17日(土)
実施場所
ザムザ阿佐谷(東京都杉並区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座】
日本文化が華開いた江戸時代、寛永12年(1635年)に初代・結城孫三郎が日本橋で旗揚げし、幕府公認の一座となる。現在は十三代目結城孫三郎が座長を務める。「古典と新作の両輪」を活動指針に掲げ、古典や伝統の深化とともに、現代演劇においても社会風刺や前衛の精神を舞台に投影している。日本はもとより世界数十カ国で公演を重ね、国と都の無形文化財に指定されている、日本唯一の糸あやつり人形劇団でもある。